はてなブログのトップに行ったら、フミコフミオさんの記事がピックアップされていたので久し振りに拝見しました。
相変わらず小気味よい語り口で、退職予定の妙に万能感のある部下との面談や、彼との間にあった出来事を書かれていて、やっぱり面白い。
「部長フォロワー数はいくつになりました」ときかれた。面倒くささから「39かな(3万9千)」といった。彼は小馬鹿にしたように「先月は38でしたから1UPですね。その調子でいけば5年で3桁までいけますね。3桁になるとビジネスの可能性が広がりますよ。自分がそうですから」と言った。彼の目にはGAMAが映っているのかもしれない。かつて彼は4桁フォロワーは神だと言った。貴様は神を越えた存在を目の当たりにしているのだ。この無駄な会話から解放されると思うと彼の退職は価値があった。
この辺りのくだりなんて、特にふふっとなってしまいました。
フォロワー3桁で部長(フミコさん)よりも自分の方が偉いんだぞ、と鼻を高くしてご高説をしているのが幸せそうでいい。ちょっと羨ましい。
これくらいの精神で生きていけたら、うつ病になんてならないんだろうなぁ。
それにしても、フミコさんが黙っているからいいものの、上司が実は4桁をはるかに通り越した5桁のフォロワーがいる事を知ったらどうなってしまうんだろう?
神を超えた存在なんて、思いつかないな……
もう事象の存在となるしかないから、結局この部下の人にはフミコさんの真の姿が認識できないのかも知れない。
面白い話のネタにはなったけど、フミコさんも病み上がりで対応に疲れたでしょうね。
本当にお疲れ様です。
まぁちょっと、こういう人と一緒に働く側の身になって考えると疲れるだろうなとは思います。
なんかエネルギー吸い取られそう。
次の職場ではちゃんと満足のいく待遇して貰えるといいね。
いずれガーマに行くより先に、ガマの油売りになってそうだけど。
ところで部下くんの言う通り、フォロワーの桁数が多いとビジネスに繋がったりするみたいですね。
かくいうフミコさんも本を出されたりして、まぁ確かにそういう面もあるよなぁというのを体現はしてると思いますけど…
実際フミコさんは面白いことをよく発信されてるので、結構ためになりそうな本ですね。
私も腰を据えて読めるような時に、手にしてみようかな。
しかし、Twitterの使い方はそういうのだけじゃないんだぞ、一辺倒ではないんだぞっていうのを、この部下くんには知って欲しいなぁと思いました。
(いや、知ったところで馬耳東風、念仏素通りスペシャルなんでしょうけど)
カネと名誉ばかり見てると、大事なものを見失ってしまいそうですし。
彼には彼の悩みや日頃の憂さなんてのもあるんでしょうけど、なんか幸せそうでいいなぁと思ってしまう私なのでした。
とはいえ、人に迷惑を掛けたり困らせる存在にはなりたくないのよね。