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テリー伊藤氏、ジャニーさんの訃報の場で大ひんしゅくの訳

舞台で光を浴びるアイドルのイメージ

ジャニーズ事務所を立ち上げ、多くのアイドルやタレントを世に送り出してきたジャニー喜多川さんの訃報を聞いた時は「ああ、とうとう…」と思いましたね。

少し前から病院に運ばれただとか、死亡説とかまことしやかに噂されていましたし…

(亡くなった日時を見れば、死亡説はゴシップというか大分失礼な感じだったなと思いつつ)

80代後半(87歳)ですから、年齢的にも体調を崩しただけで場合によっては結構危ないんですよね。

うちの祖父もそのくらいなので、家族は覚悟はしておかないとなぁという年代です。

 

そんなジャニーさんですから、訃報はTVでも大きく取り上げられたりするとは思っていましたが、そんな場でまさかテリー伊藤さんがやらかしてしまうとは。

www.j-cast.com

この話題を見た時には、私の場合Twitterのトレンドで見ることが多いので、テリーさんの発言に憤慨している人がいっぱいいたなぁという印象でした。

貶されている女性ファンは元より男性ファンにも失礼だ、一緒に出演していた元宝塚の女優さんにも失礼だとか、ジャニーさんがやってきたこと自体も貶める発言じゃないか…と、とにかく全方位火炎放射みたいなことをしてしまった訳ですね。

テリーさんはテリーさんなりに言葉を選んだ筈だけれど、全部裏目に出てしまっているといった風の意見もありました。

まあ、本当そうだなと…

 

今回はどうしてそんなことになってしまったのかと、女性がライブやコンサート・舞台などに行く時、顔が見られる人はごく限られてるよということも交えて書いていきます。

 なんでそんなこと言っちゃったの?

実は問題の場面、Twitterで流していた人がいたので(著作権的にはアウトなんですが)実際目にしてまず思ったのは「テリーさんってこんなおじいちゃんだったっけ?」という…

そりゃ十数年の間にTVを見る機会がどんどんなくなっていて、目にすることも少なくなっていったので当たり前なんですけど「年取ったなぁ」と思いましたね。

 

年を取ったということは、それだけその業界に長くいたということでもある。

シアターGロッソでのセクハラ・パワハラの件もそうですが、昔は本当「男の世界」といった感じで、どこも体育会系のノリだったり、今ではパワハラとして指摘されるようなことがまかり通っていたのでしょう。

そんなのが当たり前の環境に長年いたら、ものの考え方や感性もそういった環境に染まっていってしまっても仕方がありません。

男性ばかりで集まれば、異性の前では口に出せない話題も出るでしょうし、そこには差別的な思考や一辺倒な決めつけのようなものが出てくることもあるでしょう。

(こういうのは何も男性特有という訳ではなく、女性だけの集団でもあり得るとは思いますが)

誰しも偏見は持っている、という話

バランス感覚のいい人はそれ以外のコミュニティや個人との関わりで、異性とはその集団が持っている固定観念に必ずしも当てはまるものではないということを培っていく訳ですが、思い込みが前提にある人はそれありきで見てしまうので、相手を個々の人格や性格・特性のある個人ではなくまず「こうありきのもの」として見てしまうんですね。

 

これは性別だけでなく、人種や育った国だったり、様々な分類で人を分けて見た時には起こり得ることです。

例えば「最近の○○中の生徒は素行が悪い」と言われると、○○中の生徒全員を色眼鏡で見てしまったり、「××人は嘘つきで人を平気で裏切る」とか、ネット上でも見掛けるかと。

まあ経験則からの観念だったりもするので、それも一理あるかも知れませんが、そこで挙げられた人たち全員がそうかというと当てはまらない人もいる訳で…

 

日本では流行っている血液型別の性格診断なんかも、ある意味偏見なんですよね。

人の中で生きていくということは、誰かの偏見の影響を受けることは避けられない、誰しも何かしらの偏見を持つことになるということなのでしょう。

だから、様々な手段で今の環境以外の考え方やものの見方を知るということは大切なのでしょうね。

 

テリーさんの場合、女性に対する偏見がアップデートされなかったのでしょう。

色んな番組に出たり、多彩な活動をされているのですから機会は沢山あった筈なのに。

そういった部分の感性が古いままだったから、こんな風に切欠を得て問題として噴出してしまったのでしょう。

 

令和の時代になっても、古い体制での考えが染みついたままになってしまっているのでしょうね。

業界に新しい風を入れてどんどん変えていって欲しいところですが、年を取れば取る程思考や新しいものを受け入れる柔軟さは失われていくものです。

(いくつになってもなんでも吸収したり成長していく、すごい人もいますけどね)

新しい感性

これもよく見掛けた意見なのですが、テリーさんの発言によってどれだけジャニーさんが稀有な人だったかということに言及していた方も結構いましたね。

「女子供に何が分かる」みたいな業界で、早いうちから多くの女性ファンを獲得していくことができたのは、やっぱり時代や風潮に流されない新しい感性を持っていたからなのでしょう。

 

ジャニーさんは本当にすごいことを成してきたと思いますが、それだけに今後のジャニーズがどうなっていくかは気懸かりですね。

どんな人でも死は避けられないというのは分かっていても…

最近はSMAPの解散騒動辺りからこちら、大丈夫なのかなと思うようなことも目立ちますし…しっかりとした方が運営に付いていてくれるといいのですが。

舞台ってあんまり顔見えないよね

「女性は顔を見に来ている」という発言が大ひんしゅくを買ってしまったテリーさんですが、実際舞台(ジャニーズじゃなくて演劇的な方面で)を観に行ったことがある身としては、相当前の方の席じゃないと役者の顔なんてほとんど見えてませんよという話。

 

オペラグラス(室内用望遠鏡)なんかを使えば、後ろの方の席でも細かい部分は見えます。

見えますけど、逆にそこだけしか見えないので全体が把握できず、役者さんや場面もめまぐるしく動いて変わっていくので一長一短なんですよね。

 

普通の舞台でこんななのだから、ジャニーズのドームとかのイベントなんてどうなるんだという感じ。

(実際そういうのに行った経験のある方から話を聞いたことがあるのですが、メンバーが豆粒のようだったと…)

 

顔が見たいならDVD見ますと言っていた人もいるように、やっぱり生の舞台は顔を見に行くのじゃないよなぁ…と思いました。

ただやっぱり舞台を生で観に行くと、その魅力に取りつかれてしまう人がいるのも頷けます。

顔や表情が分からなくても、その場の空気や舞台で観ないと感じ取れないことって色々あって、言葉にできない部分も多いけれどまたお金を払って観に行きたいと思ってしまうものなんですよね。

私のように低所得だった人間には、決して安くはない金額を払ってでも。

 

そういう気持ちがあるから、やっぱり踏みにじられて怒りや悲しみを感じる人が沢山いるのも分かるなぁと。

テリーさんも表現者としての矜持があるなら、そういう批判も受け止めてこれからに活かして欲しいですね。