ま た J A S R A C か 。
というくらい、毎度所業の酷さで悪評の立つJASRAC、日本の音楽文化の衰退に貢献しまくって自らの収入減も失い続けるという愚行を続けている訳ですが…
まさか音楽教室にまでスパイを放ち、そこからお金をせしめようという行為を行っていたようです。
…あまりにも醜いやり口です。
こんなことをすれば音楽教室自体も減って、ますます日本から音楽の文化が失われていくのでしょうね。
それに何より、そんな潜入させるスパイに払う給料があるなら、権利者にちゃんと使用料が支払われるようにして欲しい。
情報が伝わるのが早い今の時代、多くの人が知っているんですよ。
楽曲の使用量のほとんどが、JASRACの腹を肥やすのに使われて、曲を作った人、権利を持つ人には雀の涙、あるいは全然支払われていないと。
しかも、作曲者・権利を持っている人自身が思うように演奏させて貰えないとか、本人がライブで演奏するにも使用料を払わせようとするとか…本当にどうかしています。
人の権利を守るということは、大切です。
だからこそ、長年おかしなやり方をしてきたJASRACにはその資格もないし、解体もしくは体制の大幅な改革が必要なのではないでしょうか?
ともあれ少なくとも私は、JASRACのこうした醜い行為の報せがある度うんざりしています。
音楽ってそもそもなんなの?
「音」を「楽」しむと書いて音楽。
その中には様々な意味合いやジャンルなどがありますが、その辺りのことはwikipediaなどを読むといいかも知れません。
長い間、人間の歴史とともにあった音楽。
時に言葉よりも雄弁に感情などを表現し、聴いた人々は感動を覚えたりもします。
私も音楽を聞いたりするのは好きで、最近はYoutubeなどでオリジナルの曲を聞いたりなどもしていますが、文明や文化の発展とともに難しい問題も出てきます。
そこで、特に歌や曲を作った人の権利を守り、曲や歌詞が公の場で使用される際にお金を取って権利者に還元するのがJASRACの役割だった訳ですが…
JASRACの著作権使用料の分配には問題が…
JASRACがライブハウスや方々から徴取している著作権使用料の分配には不透明な部分があり、権利者の間でも様々な問題が起きているようです。
また、著作権使用料の取り立てでも、ジャズ喫茶などに不当な金額を吹っ掛けたり
自分たちが管理を委託されていない楽曲なども、よく調べないで利用料を取ろうとしたりと、杜撰で横暴なやり方が近年特に問題視されていました。
やり方があまりにも横暴で、これらのお陰でJASRACは一部から「カスラック」と揶揄され、街から音楽が消えてしまったなどとも言われていましたね。
そして去年辺りから騒がれているのが、今度は音楽教室からも使用料を取るなどと言い出している問題。
音楽文化を発展させるどころか食い物にしている、食い潰そうとしているようにしか見えませんね…
本当に何を考えているのか。
何かしらの音楽が好きな人間にとっては、このままJASRACのいいようにさせておく訳にはいきません。
今こそ脱JASRACを図り、音楽の権利関係にまつわる事柄をクリアにしていく必要があるのではないでしょうか?
JASRACにノーを突きつけろ!他の音楽著作権管理企業
とはいえ、私たち一般人には特に何かアクションを起こすことは難しいです。
必要なのは曲や歌を作る側、著作権や使用権などを持っている人たちが、JASRAC以外の著作権管理企業(団体)に委託することです。
どんどん収入減を自分たちで潰し、新たな金づるを探そうと躍起なJASRACですが、今や他の企業・団体もいくつか運営されているので、そちらを当たってみるのがいいでしょうね。
「NexTone」は元々著作権管理事業を行っていたイーライセンスとJRCが統合されて出来た企業です。
デジタルコンテンツの流通などが強みとのこと。
JASRACは今も音楽業界を牛耳っていますが、こうした別の企業にどんどん鞍替えして、音楽を作る側・演奏する側・視聴する側にとっていい方向に向かっていくようにと、願うばかりです。