若い方がバリューがあると思ってる?
最近、ネット詐欺集団の中で自称18歳のアカウントが出てきて警戒している人たちに弄られてるな~と思っていたのですが、もっとホットなのが中学生だった、という話。
件の集団界隈の人たちに混ざって、何も知らない人たちがすごいだのなんだの持て囃してますが、どう見ても本物の中学生ではない物言いだったり、胡散臭い証拠を出してきたりして、ますます怪しさが大爆発しているようです。
中学生ブロガー
— 野口 加世@圧倒的凡人主婦 (@yuru_noguchi) June 18, 2019
まさか、中学生の子どもがいる親って可能性ないかな?
親なら身近で中学生の生活を見ているから中学生ネタを出しやすいという事は有り得そう。
う、疑ってる訳では有りません!
一つの可能性の話をしているだけです!
以前の中学生を騙った署名騒ぎの時のように、その親世代が勝手に名乗ってやっているのでしょうか…
子供の本名まで晒して?(偽造かも知れないけど)
とりあえず今のTwitterには13歳未満の登録が禁止されているため、これ以上年齢を下げてネームバリューの足しにすることはもう出来ないと思いますが、あちらさんが低年齢を自称して「○○なのにすごい!」と祭り上げることで詐欺や情弱からお金を巻き上げることに繋がってしまう危険性があるので、充分に注意してください。
騙されるとどうなるの?
中学生だとか、○○でこんなにフォロワーが!スポンサーが!いくら稼げた!
みたいなうたい文句に騙されるとどうなるかというと、詐欺のカモリストに入れられてしまいます。
また、あの手この手を使って高額の宣伝料が入る媒体(今は投資関係・仮想通貨などが多いようですね)への誘導に利用される可能性があります。
自分自身がその人へお金を出さなくても、広告を打っている側から報酬が入ってしまう訳ですね。
リストに入れられると何があるの?
ここでいう「リスト」とは、詐欺のカモになってくれる予備軍のリストや、あちら側が顧客と見做す人たちのリストに勝手に入れられるということです。
そういったリストは、それを集めた本人が使用するか、第三者に売り渡され、セールス(や、そういう建前の詐欺行為)のために使われるのです。
実名などよりは個人特定度は低いかも知れませんが、何かを買う・買わされるとなるとやはりリアルの情報(住所や本名、クレジットカードや銀行口座など)も相手に伝わってしまう危険性がゼロではありません。
何かを購入したり、取引したりする場合は充分に注意するに越したことはありません。
様々なアカウントの危険性について
Twitterのアカウント程度ならまだ、いくつも作れるものですし個人特定の危険性も低めですが、メールマガジンやLINE、LINE@などへの誘導へは充分注意しましょう。
メールアドレスも捨てアドなどがありますから、まだリスト取りの有効性はそこそこだと思います(気になるメルマガなどは、念のため普段使っているのとは違うアドレスを使った方がいいとは思いますが)。
LINEのアカウントは、基本的にひとつの端末にひとつなので、より希少性が上がると考えていいでしょう。
プライベートと仕事用に端末を分けている人もいると思いますが、そう沢山LINEのアカウントを持っている人もいないでしょうしね。
危険から身を守るために
Twitterは楽しいところですが、こんな風にカモを狙うハイエナのような人たちもうろついている、恐ろしい部分もあります。
うっかりしていると騙されたり、詐欺やひどい目に遭うかも知れません。
どうしたらそういったことを防げるのでしょう?
もはや500回目くらいのデジャブ pic.twitter.com/S4NVsM6syc
— 米陀@エフッエフッエフッ (@beer_whiskey1) July 1, 2019
なんかこういう成果発表だか何だか分からないの、増えてますよね。
私がフォローしていた人の中にも…
怪しい人たちは、あの手この手で餌食になる相手を探しています。
なるべくアンテナを張って、うっかり騙されないように備えておく必要があるのかも知れません…
世知辛いですね。
怪しいな、と思った相手のフォローしているアカウント数が少なければ、内訳を精査してみると詐欺集団界隈の人たちや、似たような怪しい人たちばかりだったということもあるので、ケースに当てはまる場合はちょっと調べてみてもいいでしょう。
ともあれ、実体のないアカウントの身の上話は話半分くらいに捉えておいた方がいいです。
私みたいにブログでもリアルでもジタバタしている人はまあ、「あ、ちゃんと存在してる人なんだな」みたいになんとなく判別がつくとは思いますが…
フォロワー数はあてになりません。
ヤフオクとかでも売っているし、フォロワー数で人を見る奴なんて碌なモンじゃないですからね。
某有名な方が「フォロワーは1000人以上いないと云々」みたいなことを言ってたことがありましたが、Twitterの使い方なんてそれこそ人によって違うのに、一辺倒な見地からの基準を設けるなんてそれこそクズの理論でしかないと思うのですが、どうなのでしょう。
また、怪しい人たちの動向を追っている人や、普段は普通のアカウントであっても何かが起きた時に敏感に反応している方もおられるので、そういう方を何人かフォローしておくと異変を察知し易いと思います。
自分までミイラ取りにならないように、注意しつつ…
Twitterは、自由に楽しくやりたいものですねぇ。
おまけ
自称中学生が「中学生ネタでは限界があるので大人と同じようなツイートをします」とかなんとか言っているのが回ってきて、思わず
自分で中学生ネタって行っちゃったよ、あの自称中学生wwww
— mio(みお)☕みんなの居場所作り🍰7/15エデン神田でペヤングバー (@mio_tsuku) July 1, 2019
呟いてしまった初夏の頃。
(しかも誤字ってる)
あのねー、中学生ネタとか言ってないで、そこは若さと瑞々しさを活かした感性や観点からのツイートをすればいいのに、結局加齢臭が滲み出てるから怪しまれるんだって。
大人びている発言でいくなら、せめてはるかぜちゃんくらい実体がないとやっぱり「なんか変だぞ」って思われるよ、実際。
まあ、私が中学生の頃なんて世の中は腐ってるとか、死にたいとかばかり考えてましたけどね。
でも思えば、それも個性と言えたのかな。
中学生という看板だけ上げていれば、詐欺集団界隈の大人と同じようなこと言ってて没個性でも持て囃されるというのは、なんか上っ面だけの世界だなと…
その程度で騙されるならしょうもない大人たちだし、何十年経ってもどうしようもない世の中はさして変わらんのだなと思うくらいで。