初めての投稿から185日…気付けばブログを始めてから半年が過ぎていました。
早いものですね。
あの頃は会社をクビになって自由の身になった勢いと、これからやっていけるのかな?
死んだ方がいいのかな、いつ死のうか…と不安や苦しい思いを抱えながら、書きたいことを書き綴っていました。
今も書きたいことを書いてはいますし、先への不安は変わらずありますが、心境は少し違っていますね。
ブログを始めたことで出会った人や場所に、随分と助けられています。
このままなんとか生きていけたら、そして目標に向かって駆けていけたら…
一握りの希望を手にして、指を走らせているところです。
さて、私はとても飽きっぽい方なのですが、そんな私が半年も毎日記事を投稿しているなんて、不思議なものですよね。
ブログを始める方の多くが、1年以内にやめてしまうという話…
中には1年、半年と言わず3ヶ月持たない人もいるようです。
三日坊主という言葉もありますし、3というのはひとつの分水嶺を決めるサイクルの、小さな一巡の終わりに当たるのかも知れません。
興味のないことには集中できず、飽きてしまうことの多い私がどうして半年もブログを続けてこられたか、気になりませんか?
もしかしたら、この記事を見ている方の中には、ブログを書くためのモチベーションを上げるにはどうしたらいいか、悩んだりしている方もおられるんじゃないでしょうか?
そんな訳で、今回は「ブログを書くモチベーション」と、毎日投稿し続けるコツを書いていきます。
「 ブログを書くのにモチベーションが必要」だという考え方が、そもそも間違っている!
初っ端からかましました。
見出しで答えを言ってしまっていますが、ブログはモチベーションを上げて書くものではありません。
考えてもみてください。
「やる気(モチベーション)が出なくてブログが書けないよ~」
と、なかなかブログを書けていない状態の人が
「よし、ブログ書くぞ!」という気持ちになるまで待っていたら、
いつ記事が出来上がるのでしょう?
確かにやる気とかやり甲斐って、特別に何かをする時には必要なものかも知れませんが、ブログを毎日(あるいはコンスタントに)書こうという人にはそこまで重要なものではありません。
むしろやる気がなくても書ける状態でないと、コンスタントな更新なんて無理ですよ。
ブログに限らずダイエットとか禁煙とか…毎日やる(やらない)べきものが続かないという人は、そこがネックになっています。
巷では「習慣化する」みたいに言うことが多いようですが、こういう表現だとなんだか堅苦しい、難しいみたいなイメージが付いて回ってしまうものなのかも知れません。
「習慣にしないと、習慣にしないと…」と思い続けても、なかなか定着しないんですよね。
普段はやらないことをやるようにするというのは、向き不向きなどもありますがやっぱり始めは慣れないし、思うようにいかないし。
逆に、始めはやってみて楽しかったけど段々飽きてしまった、面倒になってきた…みたいな感覚になって、やらなくなってしまう…というパターンも。
なかなか難しいですよね。
なので、もっと考え方をシンプルにする、簡単に、単純に捉えられるものにしていくと頭の中にも馴染み易いんじゃないかと思います。
単純に、いつもやることを「当たり前」にすればいい。
という筋で、話を進めていきましょう。
ブログを書くことを当たり前にするには?
ここからが実践していくための本題になります。
「ブログを書くことが当たり前」になるようにするには、どうすればいいか。
人によって得手不得手、出来ることと出来ないことがありますから「これだ!」という画一的なものはないでしょう。
ただ、私がブログを毎日書くにあたってやっていた(考えていた)ことや、今までいろんな人が試みてきたことの中には大きなヒントが含まれていると思いますので、有効そうなものを書き出してみますね。
1.1日のうちブログの執筆に充てる時間を決めておく
1日の中で最低○時間はブログを書く時間にする、と予め決めておく方法です。
日々仕事などで忙しい人でも予定や作業などを整理して「これくらいの時間は作るぞ」と時間を用意しておく訳ですね。
30分でも2時間でも、自分でなんとか作れそうな時間を設定しましょう。
注意点としては、
- 絶対に睡眠時間を削ってはいけない
- ブログを書く時間になる前に、ネタを探したり頭の中で整理しておく
というところでしょうか。
睡眠時間が減ると体調に響いたり、悲観的になったりしてしまいます。
それでは本末転倒、ブログ以外の日常生活にも支障をきたしてしまうでしょう。
また、ブログを書く時間になってからネタを探すのでは、執筆時間や頭の中で自分の考えを纏める時間が削られてしまうので、日常生活の中で得られる情報や経験からその日書くものを予め決めておいた方が賢明です。
2.Twitterなど公の場で宣言する
その日の朝などに「今日はブログを1記事書き上げます!」などの宣言をしておくことで、自分に課題を課す方法です。
責任感が強い人や、周囲の人が見ていると意識することで背筋が伸びる人に向いているのではないでしょうか。
ただ、宣言しておいても「昨日は書けませんでした…」という人もしばしばおられるので、自分との約束を守るのが苦手な方は無理しない方がいいかも…
3.とりあえず5分は書いてみようと心掛ける
割と有名な話ですが、やる気がなくても「とりあえず5分だけ書いてみよう」と書き始めると、思ったより沢山書けたりするものです。
私も集中して1記事全部書き上げるというよりは、ちょっと書いて他の情報を見たりTwitterを覗いたり、途中でアイキャッチを作ったりなどしているので、
「ちょっとだけ書いてみよう」→「思ったより進んだぞ」
の繰り返しで記事が出来上がる可能性は高くなります。
根を詰めすぎないのも、大事なのかも知れませんね。
4.気になることがあったら、とりあえずメモ代わりに下書きを作る
ブログって、スマホアプリやメール送信などでも書ける機能がありますよね。
日常生活の中で気になることがあったら、とりあえずメモ代わりに下書きを作っておきましょう。
ニュースなどの記事を見て、何か自分なりの考えや「これをみんなに伝えたいなぁ」ということがある場合は、そのURLなども一緒に保存しておきます。
ある程度アウトラインが出来ていれば、記事の完成は目前。
これならちょっと手持無沙汰の時にも色々と書き足せますし、パソコン派の人も後で清書するのが楽なので、ブログを書くことのハードルがぐっと下がるのではないでしょうか。
私は引きこもってパソコン万歳、むしろスマホの存在を忘れがちな状態ですが、同じように気になった記事や出来事などはURLをペーストしてブログカードを作りながら、思ったことや考えを書いておいたりしています。
お陰で下書きが沢山溜まって、古い話題などはもう出せないな…というのもあるのですが、時期を選ばず出せるネタもあったりするのでもし「今日の記事どうしようかな」という時にはそれを引っ張り出して使うことも可能でしょう。
5.手紙(遺書やラブレターなどでもOK)を書くつもりで
手紙だと思うと逆に畏まってしまう人もいるかも知れませんが、その場合は簡単な伝言とか、少し先に自分へのメモ書きくらいに捉えて貰えればと思います。
基本、ブログに書き残したものは、サーバが無事な限りずっとインターネット上に残りますよね。
その日自分の生きた印や爪痕を残すつもりで、何かしらを書いておくというのもいいものだと思います。
私も、そんなつもりで書いています。
100点満点の記事なんて、まず書けない
どんなに調べ物をしたり熱意や想いを込めても、100点満点の記事なんてそうそう書けるものではありません。
有名なブロガーさんも「60点でいい」と仰っていたと記憶していますが、私は50点でも30点でも構わないと思っています。
そのブログを見て何点だと思うかは、記事を見てくれた人次第です。
自分では「あんまり上手く書けなかったな」と思っていても「これはすごい記事だ!拡散しなきゃ」と思ってくれる人がいるかも知れない。
逆に「これは力作だぞ!」と思って登校したのに、思ったほど反応がないとか…そんなものです。
「いい記事を書こう」と思うのは大切かも知れませんが、適度に肩の力を抜いて、まず1記事2記事と続けていくのがいいのだろうなと。
本当なら「ブログを書くのが楽しくてしょうがない!」と熱中している状態が一番ノッているのかも知れません。
でも、ずっとそんな状態が続く訳じゃありませんからね。
お祭りの後も、日々の暮らしが続いていくのと同じように。
ブログを書くのも、慣れと常日頃続けるのが当たり前という感覚を培っていくことが必要なのでしょう。
でもやっぱり、ブログを書く人には楽しくやって行って欲しいなぁと思うのでした。