先日予約をしていた病院に行ってきました。
そちらは心療内科なのですが(精神科と心療内科って、ちょっと違うんですよね)、大人の発達障害に関しても診てくれるところだということで発達障碍者支援センターの方に教えて貰ったところです。
こちらに電話をする前に、ハロワのカウンセラーさんに教えて貰った精神系の病気専門の大きな病院の方にも聞いてみたのですが、そちらは早くても来月になってしまう…ということでした。
(しかも、一緒に発達障害を診られる医師の予定次第ではもっと先になってしまうとも)
あまり先になってしまうと困るな…ということで、一旦そちらは保留して、今回お世話になることになった病院の方にという形になりました。
今回はその、初めての心療内科の診察を受けたことや、処方された薬のことなどのお話です。
診察中に思わぬ(外因的な)トラブルもあって、ちょっとびっくりしちゃいましたが…
予約から通院当日まで
お世話になることになった病院は小さいところで、毎日やっているという訳ではなく、週の半分くらいはお休み。
診療日でないと電話もつながらなくて、最初はうっかり休診日に電話してしまって「あれ?出ない」ってなっちゃいました(汗)
翌診療日に電話して、すんなり近い日付に予約が取れたのも意外でした。
街の中心からは外れてるから、予約も取り易かったのかな?
精神科や心療内科、アクセスがいいところなどは常にいっぱいのようですが、たまにこうして早く診て貰えるところがあるんだな~と。
私が決めたところは内科も兼ねているので、精神系の専門のところともまた違ったのかも。
当日
協力してくれると言っていた母の車で乗せて行って貰い、時間の15分くらい前に到着。
受付で予約していた旨を伝えて保険証を出すと、初診なので問診票を渡されます。
受付の方も雰囲気の柔らかい、優しそうな人でした。
たまたま空いていたのか待合室には患者さんの姿もなく、ソファに掛けて問診票の必要な欄に記入していきます。
内科併設だけあって、項目は身体的な病気に関することが多かったですね。
メンタルな方なので若干肩身の狭さを感じつつ、チェックボックスではなく自由に記入する形の欄に「こういう感じの症状」というのを記入しました。
待合室にはおもちゃが入っている籠や子供向けの本も入っている小さい本棚などがあって、地域のお医者さんみたいな感じなのかなという印象。
受付さんの対応もあって、親しみ易いだろうなぁと感じました。
診察
問診票を受付に出すと、然程待たないうちに診察室の方からお声が掛かりました。
ネットの評判とかも見ていたのですが、評判通り先生もすごく優しそうな感じで少し不安が軽くなります。
緊張はやっぱりしますけどね(笑)
案内されたのは、内科などよくある感じの診察室の奥の部屋で、和室の応接室みたいな感じのところでした。
冷たいお茶屋お菓子も用意されていて、色々と診察を受ける人への配慮が感じられました。
問診票に書いた内容を確認しながら、こういう経緯でこちらに…というのを説明。
やっぱり、発達障害に関しては近年大きく取り沙汰されるようになったため、専門の人が足りないようです。
なかなか難しい問題ですね…
うつ病や精神疾患なども、最近は働いている人が罹ってしまうケースがすごく多いみたいで…ある企業のとある部署の人はみんな来てるみたいな話を(笑)
笑い事じゃないんですが、それくらい今の労働環境は過酷なんですよね…
私の症状に関しては、ネットで見つけたチェックシートをプリントアウトしたものと、うつ病、発達障害っぽい症状を書き出したもの、あと以前ハロワのカウンセラーさんに話した就業中から退職まで・それ以降の流れを書いたものを持っていきました。
そのお陰で私の症状を伝えることもスムーズに行き、診断書も出して貰うことに。
持ってきたチェックシートなどを先生がコピーしに行くというので、その間に出して貰った簡易チェックシートみたいなもの(裏に薬のことが書いてあったので、その薬品の会社が出している広告を兼ねたものなのかな)と、うつ病の手引き的な冊子を読みながら待つことに。
簡易チェックシートを見ると、同じ薬で2種類の問題に効くらしく、ひとつは「人前で極度に緊張したり怖くなってしまう」系の症状で、確かに人目が気になったり緊張したりはするけど、そこまでひどくはないよなぁ…という感じで、私にはあまり当てはまらなかったのです、が。
うつ病の方のチェック項目(身体的なもの4つと精神的なもの4つの8つ)を見たら「全部当てはまってる…やばい…」ってなりました…
(項目の内容自体は、前述のネットでやるチェックシートの簡易版みたいなものです)
後で先生が戻ってきた時にそう伝えたら「大分重症みたいですね…」と言われてしまったよ…
薬を処方して貰うことに
そんなこんなで、ひとまず軽めの薬を飲んで2週間様子を見ましょうということになりました。
(寝る前に飲む睡眠導入剤も出して貰った)
ちなみに、私に処方されたのは先生が「切れ味がいい」と一押しの「レクサプロ」という薬です。
比較的新しい薬で、その分副作用も少ないとか。
発達障害に対しても薬の効き具合をみてから、という感じになりました。
うつ症状がよくなると、発達障害に分類される特徴も軽くなる人もいるとか。
ただ、他の特徴はともかく文章を読むのに支障が出る辺りは治らないんじゃないかなぁ…と思ったりしつつ、ひとまずは言わずにおきました。
何がどれくらいよくなるか、まだ分かりませんしね。
薬の副作用については心配もあったので、そのリスクが少ないのは有り難かったです。
うつ病の薬の副作用で太ってしまったという話を聞いたこともあったので「そういうのだったらどうしよう、これ以上太ったら死ぬわ…」と思っていたので(笑)
あと、家に帰ってレクサプロのことを調べたら、PMDD(月経前気分不快症)にも効果があるらしいので、周期毎のアレな感じも軽減されるかなぁとちょっと期待しています。
本当はハロワのカウンセラーさんに提案されたように、家から比較的近くの評判のいいクリニックに紹介状を書いて貰うかどうするかというのも頭の隅にあったのですが、すごく優しいし丁寧な対応をしてくれる先生だったので、今後もこちらでお世話になろうと思っています。
いいお医者さんだった…のに、トラブル発生!
丁度、先生が私が持ってきたチェックシートなどをコピーしに行っている頃くらいでしょうか、待合室の方がにわかに騒がしくなりました。
といっても、中高年くらいの男性の話し声が聞こえてくる感じで、声を荒げているという訳ではないのですが…地元独特のご年配の男性の喋り方といいますか、地声がでかいんですよね…。
祖父母と住んでいた頃、祖父が毎日のように怒鳴っていたせいか、こういう声を壁を隔てて聞いているの、やっぱりちょっと苦手だなぁと思いました。
困ったモンスタークレーマー患者
そのイレギュラーな訪問者に手を取られたようで先生もなかなか戻ってこられず、大変だなぁと待ちながら貰った冊子を読んでました。
気にしない訳にはいかなかったですけど、何もできませんしね…
私の診察が終わって待合室に戻った頃には姿がなかったので、帰ったのかなと思っていたのですが、なんとトイレに入っていただけだったようです。
顔を合わせずに済めばいいなと思ったのですが、待合室で遭遇してしまうとは…
私は待合室の隅っこで、冊子の続きを開いてなるべく小さくなっているしかありませんでした。
やっぱり中高年くらいの男性で、どうやら他の大きな病院に紹介状を書いて貰ったものの相手にされなかった(本人談)らしく「また紹介状を書いて欲しいんです」としきりに言っていました。
受付さんが「今月はもう2回も書いているので無理です、来月になってから」というようなことを伝えているのに、ずっと食い下がり続けていて話になりません。
紹介先の病院はその日休診日で、明日連絡してみてくださいと言われても「紹介状を書いて欲しい」の一点張り。
受付さんも先生もすごく困っていたようだし、何かの症状で会話にならないのだとしてもちょっと…
幸いだったのは、私以外患者さんがいない時だったことくらいかな。
小さい子が来てたら怖がっちゃったと思いますし。
しばらくして、クレーマー患者の男性が診察室に呼ばれて、私も受付に呼ばれて。
処方や次の予約など、あと自立支援制度についてなんかも教えて貰って、初診日終了です。
クレーマー患者の人、多分転院が上手くいけばもう遭遇することもないと思いますが…というか病院の方たちが困っているのでなんとかなって欲しいですね。
しかしこういうタイミングでアクシデントに遭遇するとは…持ってるのかね、私(ポジティブに考えてみる)
薬の効果?副作用?
処方された抗うつ薬は1日1回、夕食後に飲めばいいものだったので、夕食の後飲みました。
しばらくすると耳の後ろから首のあたりが微妙に熱っぽいといいますか、ぼやぼやした感じだったんですけどこれが副作用かなぁ…
22時過ぎくらいには眠くなってきていたんですが、その辺は副作用かどうかよく分からず。
この辺は飲み続けてみないと分からないですね。
就寝直前に導入剤の方も飲んで、すぐに布団に入りました。
この時目覚ましを掛け忘れていたんですが、なぜか6時間ちょいくらいで目が覚めました(汗)
でも、夢を見た感じがあまりないので眠りは深かったのかな…?
眠気は強いのになんだか寝ていられず、とりあえず布団から出てのろのろ活動開始。
まだ飲み始めて1日目だから、まあそんなすぐ劇的には変わらないか。
とにかく毎日忘れずに飲んで、効果の程を確かめたいと思います。