TLに情報商材についての暴露話的なものが流れてきたので、紹介と雑感などを。
Tomさんという方がよくnoteで情報商材の裏側みたいな話を公開してくださっていたのですが、ことごとく削除を食らったらしく…
今回の記事も、なかなか重要かつ趣深いことが書かれていました。
ネットを嗜んでいる人たちには、自衛とともにマーケティング的な世界を知るのに目を通しておいて損はないかなと思い、ご紹介します。
(大分気合が入っているようで、長いですが面白かったです)
こちらの記事、どなたかがアーカイブに登録してくださったようなので、もし元記事が消されても参照できるように貼っておきますね。
【衝撃の暴露話】情報商材のこれから【令和最新版】(Archive版)
https://web.archive.org/web/20190517180219/https://note.mu/nexusenglish/n/n5373c9e3bfdb
tomさんご自身が「そのうち消します」と書かれているのでちょっとアレですけど、まあ一旦ウェブ上に上げたものは消したら増えるのが宇宙の法則なのじゃ。
一番重要なことは、Tomさんも書かれている通り
詐欺やら変なビジネスやアプリやら動画やら…とエンターテイメントに混在してこちらを陥れてこようとする輩のいるネットコミュニティですので、前記事を見ていなくてもこれを読めば割と「あー、あれってそういうことだったのね」と理解できることもあるかと思います。
それらも有益な情報ではあるのですが、Tomさんが一番言いたかったことは「本当にそれな」となりました。
確かにねぇ、一番欲しい情報なんてそんな簡単に振ってこないですよ。
自分の求めている、物事やら何やらに関することって大体一次情報だし、それを手にするには実体験で手に入れるのが一番じゃない?と思います。
情報を集めたり読んだり見聞きしたりするだけでは限界があります、私としてもやっぱり行動・実行しましょうと言う感じですね。
ただ、闇雲に行動したって徒労に終わる可能性が高い。
自分が何を求めているのか、何を目標にしているのか…そのためには何をすればいいのか。
考えながら動かないと、ただ疲れるだけになってしまいます。
考えて動いた先で得るものがなかったり少なくても「これは違ったけど、じゃあ今度はこうしてみよう」という指針も立てられるでしょうし…
手っ取り早く簡単に重要なものが得られると思っている方が間違いだし、そういう人がスカスカの情報商材とかに何万も出して引っ掛かっちゃうんだろうなぁ。
情報商材自体は別に悪い訳じゃないんだけど
情報商材は悪!みたいな風潮になるのって、やっぱり仕方ないと思うんですよね。
内容として粗悪なものも少なくないし、中身がどれだけ有益で正しいやり方が書いてあったとしても、読んだ側にも100%当てはまって実行や再現ができる訳もないですから。
「そこに描かれている線や設計図は、あくまで書き手のスケールでしか描けていない」
ということを理解していないと、読み手は寸単位で描かれたものを1cmの定規の目盛りで見ているみたいなことになってしまうと。
まあ、あとやっぱり単価高いよね。
文字数と内容の良し悪しは比例しない世界だけど、本一冊の値段を超えるとそんな情報量があるとは思えないし…
中身が分からない高いものを分からないまま買うんだったら、宝くじでも買った方がまだ夢があるんじゃない?って気もします。
無料でツールやアプリなんかに誘導して、段階的に高い商材を売りつけていくみたいなアレも最近Twitter経由で遭遇しましたけどね。
(即通報でございます)
TwitterやSNSでそういうスパム的な客集めするのって、どう見ても効率悪いと思うんだけど…実際元記事にも書かれてましたけど、やっぱり元が取れるとは思えないんだよなぁ、全体的に。
情報商材の業界も、時代に合わせて変わっていく
SEOの旨みを握れなくなって、次の売り方に転じていっているというのは元記事の通りなのでしょう。
結局、一番楽してお金を稼ぎたい意欲が強くて、どんな方向にせよ知恵を働かせることが出来る情報商材屋の人たちの姿は、ある意味マーケティングのお手本になるのかも知れません。
(Twitterでプロフィールにマーケターって書いてる人の何割がこれなのやら、とか考えちゃいますが)
思えば最近マナブさんが急に12万円の商材を出してきたり、
今もブログ関連のものを出そうと動きを見せているのは、現状のやり方では限界が近く、今のうちに売れるだけ売ってお金に変えようということなのかなーと思ったりもしました。
noteに不都合かも知れない話
不確定な部分も強いし、まあ半分妄想程度に聞き流してくだされば。
Tomさんの記事が消されたのって、思い当たる理由は2つくらいかなぁと。
ひとつはタイトルが大袈裟、煽るような文言であること。
これはnoteのマニュアルにも書かれていて、まあこれを理由に通報されたらハネられるのは仕方ないかな~とは思うんですよ。
ただね、もうひとつ思い当たったのって結構闇かな…どうかな…という感じで。
というのも、私がnoteという存在を知ったのは、前にもどこかで書きましたが某山奥ランドのハンチングおじさんがブログで消耗していた頃、「これからはnoteの時代が来ます!」とか声高に言っていたことが切欠だったんですよね。
(ちなみにこのハンチングおじさんの存在を知ったのも、同じ頃)
明らかに胡散臭い方がこんなに宣伝してるって、どういうことだろうって思ってしまうのも、仕方なくないですか?
その頃、売り出し中だったnoteというサービスが、有名ブロガーや名の知れた人に宣伝して貰っていたのではと思うのも、まあ想像に難くないですよね。
(最近その波がきてるのがCtimeかなと思ってます)
そして、高額なnoteが売れれば潤うのはnote側も同じです。
有料noteが売れたり投げ銭などでユーザーが得た収益、note側はその10%を手数料として差し引くシステムですからね。
この辺、手数料としては相場なんでしょうが、元が高ければその分入ってくる手数料も大きい。
ようは情報商材屋とWin-Winな訳で。
悪く言えば、ズブズブな関係だと思われても仕方がない部分もある。
でもnote自体はブログ程肩ひじ張らず、気軽に閲覧や投稿が出来るしUIも見易くていいんじゃないかなとは思うんですけどね。
無料でも沢山のいい記事がありますし、小説などの物語や作品を作っている人には、その人たちが活動を続ける支援ができる可能性もあるので、あんまり悪い風には考えたくないんですが…
やっぱり、最初の入り口がよくなかったし、商材屋の巣窟みたいに見られる向きがあるのも致し方なし、みたいな部分もあるのかなぁと思います。
サービスを利用するかしないか、どう使うかはユーザー次第なんですが…
利用者としては、その辺も慎重に見ていかないといけませんね。