ネットの海に漂っていると、時々「アンチ」という言葉を目にします。
広義で言えば、ある人や組織・ブランドに対すして反意を示している人というニュアンスでしょうか。
場合によっては解決済みの過去のトラブルをずっとネチネチ言い続けている人なんかもいますが、世間的に正しいことを言っていたり、悪質な手口から被害に遭う人を減らそうと注意喚起を行っている人も都合よくアンチの枠に押し込めようとする向きもあり、冷静に情報を判断しないと見誤ってしまうケースもしばしば。
今回は、そんなアンチ周辺の話題についてしたためてみました。
Nさんの場合
元々お笑い芸人だったNさんは、昔から絵が得意だったそうでクラウドファンディングなどを使って出した絵本の辺りからネットのちょっと胡乱な領域へ足を踏み入れていった方です。
ただ、やり方が詐欺的だったり大切なことを言わずに募集をしたりしたため、相当なヒンシュクを買うことになりました。
作品自体はよかったのですが、私は彼の手口が嫌いで名前も聞きたくないくらいになってしまい、Twitterでは関連の単語をミュートしています。
いや…だって頭の中からも抹消したい人っていません?
私の世界にこの人は要らないと思っているので、私はこの方のアンチには向いてないですね(笑)
アンチは常に火をくべ続ける
こうやって話題にするのも炎上商法の思うつぼなんだろうなって理解はしてるけど、炎上商法だから沈黙しておこう、というのも、その姿勢を黙認肯定してるみたいで嫌でほんとにN野氏は商売人だなぁと思う
— 湖西晶@単行本発売中 (@akikonishi) January 19, 2017
そうなんですよね。
Nさんは炎上することによって衆目を集める方法(いわゆる炎上商法)が得意で、たびたび炎上するのも戦略のうちなのでしょう。
こうした炎上屋さんにとっては、アンチはいい宣伝材料になってしまうケースもあります。
自分が行動していない時でも、TwitterやSNSで文句を言って名前を売ってくれる便利な人になってしまう…
彼が嫌いな人にとっては業腹な状況でしょうね。
多分私はこの人を嫌いな人間の中でも、彼に対する興味が薄い/ない状態なのでしょう。
だから、話題にもしないし他者から名前が挙げられない限りは忘れていられる。
アンチはある意味、対象に対する執着が捨てられないからアンチ活動を続けてしまうのかも知れません。
アンチの言動が宣伝になってしまう…というパターンで、プロ奢さんことプロ奢られヤーさんのパターンもあります。
プロ奢られヤーさんの場合
プロ奢ラレヤーに「アンチ」についてどう思うか聞いてみた結果。 pic.twitter.com/Jxe4o862d1
— プロ奢の専属マンガ家 (@gassi_tweet) April 7, 2019
プロ奢さんは「奢られることで生活をしている」体で活動している方なので、元々その日暮らしとか底辺みたいなイメージが付き易いですよね。
そういう人を叩いても…ねぇ?(笑)
元が元なだけに、マイナスになりようがあんまりない。
そういうところがまた上手いなぁって思っちゃいます。
炎上商法タイプとちょっと違いますが、アンチが騒げば騒ぐ程宣伝になってしまうタイプなので、本当に嫌いなら何も話題にしないのが正解なんですよね。
でも、多くのアンチはそれは出来ない。
人のさがというやつでしょうか…
Hさんの場合
最近妊活アピールしている間に実は妊娠していたという、本来なら祝福される筈の境遇でヒンシュクを買ってしまったHさん。
まあ…この人に関してはやることなすこと邪悪すぎて、よくそんな発想ができるな?と思っています。
端的に言って人類悪。
この人もNさんと同じで名前を出すのも話題にするのも嫌なのですが、残念なことに性別が同じで下手をすると自分も嫌な余波を貰いそうな感じなので、静かに動向を観察しています。
それにしたって、どうしたらこんな人間が生まれるんだろう…
この人にアンチと片付けられる人の中には、言動を諭したり真面目に訴え掛けている人たちや、こういうことをする人だよと注意喚起している人もいて、一概にアンチと片付けていいのか…?
という人もよく見掛けます。
Hさんにとって耳に痛いこと、都合の悪いことを言う人はみんなアンチなんですよね。
Iさんの場合
まだ電波の入らない高知で消耗しているIさんは炎上商法に関する本も書いている、炎上のスペシャリストですね。
それだけに留まらず、法律上説明の必要なリスクを説明せずに商材や金融関係の道に誘おうとしたりと、それもう犯罪では?という領域のことをしているので笑っていられません。
このポスター見た時、めちゃくちゃ笑ってしまったんですが(笑)
むしろデザイナーさんか案を出した人が、狙ってやったのかどうか。
狙ってたのなら「やるなw」って感じです。
彼にとってアンチとされる存在が起こした行動によって、騙されていた人が目を覚ましたという事例もあるため、一概にアンチは悪だみたいな風には言えないんですよね…
まあ、注意喚起がなされる人は往々にして害がある部分が存在しているので、本人の言動や経歴とよく照らし合わせて判断することが必要になってきます。
また、彼が興味を持ったものは後で暴落したりよくない話が出てきたりと、逆神と呼ばれるようになってしまう始末。
彼がいいと言い始めたものは早いうちに売りましょう、みたいな(笑)
いやほんと楽○に捜査入るし、どうなってんの…?
情報のひとつとして眺めると、役に立つかも
「アンチ」とひと括りにしても、その中には色々な人がいます。
こういう場合も、肝心なのは「誰が言っているのか」ではなく「言っている内容」なのでしょうね。
単なる悪口や誹謗中傷はかなり距離を置いてチラ見する程度に留め、至極真っ当なこと、筋が通っているんじゃない?という意見に注目して、対象の言動や起きていることと照らし合わせてみると、実像が見え易いかと思います。
ネットではたくさんの情報があって、下手をすると騙されてしまう可能性もありますから、こういったところから情報を得るのも安全なネットライフを過ごすためには大切なのかも知れませんね。