こども食堂や従業員の時給を上げたりなど、世間から評価される試みを行ってきたファミリーマート。
今回は「ポケチキ」という唐揚げ系の新商品の発表の際、他社商品との違いを聞かれ、からあげクンをミンチ肉から成形されているものだと答えてしまってローソンから「違いますよ」とツッコミされる結果になってしまったとのこと。
あちゃー、という感じですね。
組織には色んな人がいますし、人間である以上ミスをしないという訳にはいかないですが、これは痛いポカです。
どうしてこんなことが起きてしまったのでしょうか。
(ちなみにローソンは自社でリリースを行って誤解を解いただけで、ファミマに抗議はしていないそうです。大人の対応という感じですね)
ポケチキってどんなチキン?
新商品リリースということで、ポケチキについては様々なメディアで取り上げられていました。
こちらの記事によると「ナゲットと唐揚げのいいとこ取り」だそうで、一枚肉をくり抜いて作ったナゲットっぽい感じもものみたいですね。
パッケージや大きさは、やはりローソンの「からあげクン」に近い印象。
金額はからあげクンの216円に対し、200円とほんのりお手頃感を出しています。
気になる味付け
気になるお味の方も、食べ比べた記者の方によるとそこまで大差ない…?
元々からあげクンもそんなに頻繁に食べる方ではないですが、ちょっと気になりますね。
(私の住んでいる地域だと、ローソンは割と近くにあるのですがファミマはやや遠いしイートインもないので、これだけ食べに行くには若干難がありますが)
商品としてどちらを取るかというと、最終的にはお住まいの地域のお店と好み次第かな、という感じですね。
リサーチしてなかったの?という声は当然挙がる訳で
フォロワーさんにも呟かれていた方がいたのですが、これだけからあげクンに対抗した商品だったらリサーチくらいはしている筈。
それなのに、どうしてからあげクンとの違いを聞く質問に対してあっちはミンチだと間違った情報を出してしまったのでしょうか?
開発と広報の足並みが揃っていなかった?
実際商品開発をする部門と、それを大々的に宣伝する部門は違うものですが、情報の伝達が上手くいかなかったり、足並みが揃っていなかったのかも知れませんね。
…というか、ライバルの他社製品との違いなんて聞かれる可能性はあるとは思いますが、リサーチや開発を担った人が「からあげクンは成形肉だよ」とか資料に書く訳もないじゃないですか。
これって、気の利いた差別化の文句が考えられなかった広報の人が思い付きで言っちゃった感がすごくするんですが…
いくらなんでも、もう少し違う面をアピール出来たら何の問題も起こらなかったのかも知れない。
そんな気がします…
あんまり怒られてないといいなぁ
ファミマ内でやっちまった人、きっと始末書モノだと思うんですけど、あんまり強い叱責を受けていないといいなぁと思います。
今回は、ローソン側も抗議などはせずにいてくれましたしね。
ヒューマンエラーっていうのは起こり得ることで、ゼロにするのはまず難しい。
大切なのはどんな風にすればそれが起こる可能性を少しでも減らせるか、起きてしまった場合のリカバリーをどうするかという対策を講じられるかどうかでしょう。
これは今回の件だけじゃなくて、どこでも同じことが言える訳ですが。
今後に生かせるような振り返りが出来たなら、その人にとっては大きな成長にもなるんじゃないかなぁ…と思います。