日本って教育環境自体が既にブラックだよなと思っていたので、ユニクロのこういう話を聞いてもあまり驚かない私がいました。
やっぱり日本式の労働環境って異常なんですよね。
どんどん鬱病で辞めていくって、どんな企業だよ…
中でもユニクロは相当酷いらしい。
横田増生さんの本やユニクロが起こした訴訟(ちなみにユニクロ負けてます)で話題になりましたが、今回のオーストラリアの店員さんの件で、元店長の方が赤裸々にご自身が見てきた内情をnoteに上げてくださいました。
…いやはや、こんなに酷いとは。
私がかつて働いていた某コンビニも酷かったけど(社員をちらつかせて結局登用しないし、騙されて雇用保険入ってなかったし、末期には週7日勤務になったし…)
まともな人が働ける環境じゃない…
日本でも鬱病患者を続出させてるのに、海外でも同じようなことしたらそりゃあ従業員をダメにするだけだよなって思います。
本当、どんだけよ。
削減してはいけない経費もある
コストを下げると言ったって、無理矢理人件費を減らしたら現場は地獄でしょうに。
ただでさえユニクロ製品は昔より生地の質が落ちたって言われているのに、これじゃあね。
再三言っているけど、経営者は下で働く人のことを考えろよと…
どうしてそこを削っちゃいけないってところを削ったり、出し渋ったりするのだろう。
従業員が最高のパフォーマンスで働いてくれることで出る利潤を、全く無視してるよね。
日本ではこれがスタンダードなのかな。
みんな消耗してお金もない、経済も回らない、買って貰えなきゃ経済もしぼむ。
LOSE-LOSEって感じ。
人口にも影響を与えるし衰退しまくっちゃうからLOSE-LOSE-LOSE∞か…
ユニクロはすらっとしててこぎれいな店員さんのイメージが強いから、年中スタッフ募集していても端から候補には入らないけど…実情を聞くと触らなくてよかったと思ってます。
(触ってしまって印象悪化して、後の騒ぎで採用されなくてよかったーってなったのがPC○ポ)
noteにも書かれていたけど、店舗単位や社員なら更迭できるのにトップは更迭できないの?
今のトップである限り、この奴隷体勢は変わらないんじゃないでしょうか。
実態を書かれた本への訴訟で敗訴した後もコレなんだし、改善される余地を感じない。
見せ掛けの成果を上げた人ばかりが評価されるというのも、典型的日本の悪いところですね。
トップや上司しか見ていない人たちが、一体何を作り上げられるのだろう。
不買運動とかは末端にダメージが行くし…
この手の話題が盛り上がると、もうここでは買わないという人もよく見掛けますが、そうなるとダメージが行くのはその人の行動範囲内にある店舗だけなんですよね。
本部は売上があがらないなら切るだけだし。
いかんともしがたいなぁ…
いつまでこんなことが続くんだろう
働き方改革とか有休を取らせる施策とか、いくらやっても根本的な部分が変わらなかったら何もよくならないと思うんです。
一体いつまで、多くの企業はこういった奴隷体勢を強いていくのだろう…
そういう企業が、1日も早くなくなればいいのに。
オーストラリアの件は、わざわざ日本の恥を晒しに行くなよって感じですね。
商品だけじゃなくて恥まで輸出してどうするの。
ユニクロの内情を読んでいると、いくら訴え掛けても意に介さず無理な仕事を押し付けてきた上司のことが思い出されて結構辛い部分もあったのですが。
自分以外にもこうして話を聞かない人たちに苦しめられている人がいるんだなと思うと、ああ自分だけじゃなかったんだなとしみじみ感じました。
世の中の経営者や上司がみんな話を聞いてくれるようになって欲しいし、少しでも働き易い環境が整備されますようにと願うしかないですね…。