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前明石市長・泉さんの再出発を見守りながら

暴言騒動で職を追われた前明石市長の泉さん、
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 市民の呼び掛けた署名と熱いメッセージに応え、3月10日に告示される明石市市長選に立候補することになったそうです。

news.yahoo.co.jp

この記事を読んで感銘を受け、記事をしたためました。

(この記事の対談はダイジェストで、全文は追って報じられるとのことです)

山本一郎さんとの対談の中で語られた生い立ちや福祉への想い。

そして、己を顧み新しいことを学ぼうとする姿勢。

その中には、自分も見習わなければならない部分が多くありそうです。

 前市長の出直し出馬を望む署名

辞職に追い込まれた泉さんが去っていこうとする足を止めさせたのは、市内外から集まった署名でした。

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それは某女子中学生になりすました記者仲間の仕込みとは違い、純粋に泉さんを支持している方々が自発的に起こしたもの。

活動の中心となっていたのは市内の主婦たちで、泉さんが成してきた政策に助けられていた人たちだったのでしょう。

市民のために心血を注いできた方にとって、これほど冥利に尽きることもないかも知れません。

署名を受け取った泉さんは、その想いやメッセージに涙したといいます。

その際同席していた社会福祉法人の代表者たちにも背を押され、彼は再出発を決めることとなった訳ですね。

 

一度躓いてしまっても、自分のしてきたことを見ていてくれた人たちがいるというのは素敵なことであり、羨ましいことでもあります。

暴言の根本的な原因は何だったのか

以前の記事で「地方の年配の方は言葉が荒い」というようなことを書いていましたが、泉さんは明石市の漁師の家に生まれたとのこと。

やっぱり、周囲が荒っぽい言葉を使うのが当たり前だと、そういうのが染みついてしまうんですよね…

育った環境によるもの以外にもうひとつ、動かない市の職員の態度がそうさせていたのですね。

泉さんが市長になった頃は、職員に無視されていたといいます。

おかしな話ですけど、議員とかになると40代50代くらいは若輩者みたいな感じなんですよね。

お偉い先生にはヘコヘコしている役所の人も、まだ若い叩き上げの泉さんをナメていたのでしょう。

盗聴されたのは、話を聞かないナメた職員に威勢を利かせて張り合っていた泉さんをどうにかしてやろうと、またナメた奴が録音していたのかなと想像してしまいます。

こう書くと、まるでいじめですね…

市長を無視するとか、やっぱり真面目に仕事する気ないんじゃん。と思いました。

ただ、泉さんが懸命に市民のために働いて環境がよくなり、状況が変わっていったといいます。

「2年くらい前から怒ることはほぼなくなった」というように、職員の見る目や心境も変わり、市役所内の空気もいいものになった。

録音された音声も忘れ去られ、何かの拍子に出てきたのか、なんなのか。

 

なんかこういうの見ると、わかるよ…ってなっちゃうんですよね。

公務員って頭でっかちの世間知らずな人を生み出してしまいがちだし、あれじゃ勘違い野郎も大量生産してそうだなって思います。

それでなくとも、自分の方が立場が上だと思って馬鹿にしてくる奴は、色んなところに蔓延ってるんでしょうね…

仕事の面接に行っても、担当がなめプな態度だと「あ、もう会社の程度は知れたんで帰っていいっスか?」ってなりますもん。

話が逸れてしまうので多くは書きませんが、やっぱり企業は人を採用する前に実地で何か仕事を手伝わせてみればいいいいんですよ。

その人の出来ること、得意なこと、一時だけの見せ掛けでは分からない本当の素質や人格が見られると思うんですよね。

面接で落とした人の中に「デキる人」がいるかも知れないのに、すごく勿体ないし色々無駄が多いと、実体験で感じたこともあるので…

 

暴言について言及されているときの泉さんの返答が…なんだか小さくなっている姿を想像してしまいます(笑)

まあでも、彼の口の悪さが功を奏したようなエピソードも話されているんですよね。

駅前のビルに入っていた金融業者やパチンコ業者を追い出した時とか。

泉さんはその後、アンガーマネジメントの本を読んで学んだお陰で、家族関係もよくなったといいます。

子供を叱ったり諭したりする時にも効果的だとか。

(え、私も読んでみた方がいいかな…世の中ムカつくこと多いし)

反省し新たなことを学んでいく姿に、真摯さを感じました。

「必要なことを学ぶのに、遅いはないと思います。55歳ですけど、関係ない」

失敗しても学んで、再起の姿勢を見せる泉さん。

もう一度立ち上がれたのは、今まで培った基盤や実績あってのことだと思います。

私には、頑張ってきたのに何もないけど、これからもう一度立ち上がれるのか…それでもこういう人を見ていると、応援したくなります。

読書と学びのイメージ

そして、周りが口の悪い環境で育った幼少期が、泉さんの「まちづくり」の基盤を作ったといっても過言ではなかったということも分かりました。

市政の基盤になった生い立ち

 泉さんは貧しい漁師の家に生まれ、弟が障害を持って生まれた時に試練が訪れました。

当時は優生保護法(不育や障害を持った子供が生まれてこないようにする)なんてものもあった時代で、それでも生まれてきた子供を殺せなかった泉さん一家に、周囲も行政も冷たかった。

そんな中家族で助け合い、歩けるようになった弟を泉さんが登下校時付き添うという条件で学校にも通えるようになったといいます。

子供ながらに苦労している両親を見てきた泉さんは、ものすごく腹が立ったといいます。

頑張っても努力しても、困窮して苦しんでいる人がいるのに、国も市も、助けてくれる人は誰もいない。自己責任だなんておかしいと。

その怒りが、後の活動の原動力になったのですね。

 

彼が「怒れる市長」となったのも、自明の理だったのでしょう。

そして怒りの念を推進力に、困っている沢山の人たちが助かるような市政を如いた。

そのお陰で明石市は人が住み易いまちになり、人口流入も増えた。

私はこう感じました。

泉さんはかつての自分の言動を最低だと恥じていましたが、それがなかったら何も動かなかったのだと。

人として最低だったのは、人を救うことが出来る立場なのに何もしてこなかった市の職員たちも同じだと。

やっぱり、怒られて当然だったんだよ。

給料だけ貰っておざなりに、最低限のことしかこなしてこなかった人々に喝を入れる存在は、必要だったのだなと思いました。

事実それで明石市はよくなったのだし。

怒ることで人を動かそうとしていたのは、周囲に対する甘えがあったからというようなことも仰っていましたが、それ以上に職員が甘えてだらけていた訳じゃないですか。

正しい、100点の取れるようなやり方ではなかったかも知れない。

でも、その時の彼が孤立無援の状態でできる、唯一の戦法だったのではないでしょうか。

やっぱり泉氏が市長のままだと、都合の悪い人がいるみたい

対談の中で、 泉さんは「もう一期あれば明石市の基本的な運営が軌道に乗る」と話されていました。

それが終われば近所のお節介弁護士に戻って静かに暮らしたいとも。

あと一期で完成してしまう今の体制を、よく思っていない人がいる訳ですね。

現状の市政は市民に手厚いけれど、それだとお偉い人が甘い汁を吸えないのでしょう。

叩き上げの信念を持つ私欲のない・少ない人が上に立つと、一般市民が恩恵を受ける代わりに元々上にいた人が吸える甘い汁がなくなっちゃうんですよね(笑)

地方の市だけじゃなくて国にもこういう流れが生まれたら、どれだけ私たちの生活も楽になるか(笑)

もう、そんなの分かっちゃってるんですよ。

でもそんな簡単にいかないでしょ?

地方の一都市ならなんとか政治を変えることは可能でも、国のトップの方は他の業界の利権もガッチガチに絡んで固めてくるから、なかなか志があっても後ろ盾のない人は食い込んでいけない。

(でも流石にまともな政治家がいなくなりすぎて安倍さんも愚痴ってたくらいだから、自民も自民でこういう状況はよくないという目算があるのかなぁとか。

まあ自民も大概おかしな人、いますしね。

そろそろ、野党ももう少しマシな人を連れてきた方がいいと思うけど…いい人材がいないというより、自分たちに「都合がよくて」且ついい人材がいないんでしょうね。

真っ当な人を連れてくると、まず自分らの背中を撃たれるという…)

 

だから、いいご身分になって利潤を得たい人はなんとしてもこの一期、泉さんの再選を阻止したい訳ですね。

これはもう、市民は何が何でも泉さんを落とす訳にはいかないと、分かっている人は分かっているでしょうし、明石市の明日はそういう人たちに懸かっているのだろうなと。

よい前例、モデルケースは求められている

この選挙に際して私が出来ることは、こうして私見とともにブログを書くことと、明石市が人に住み易くいいまちとして発展していってくれるのを祈ることくらいですが。

こういったよいモデルケースになるような市政は、どこの地方自治体も求めているんじゃないかと思うんですよね。

各々問題を抱えているのに、更に国から丸投げの案件が降り掛かってくる。

どこも大変な筈です。

そんな時、指標となるまちづくりをしているところがあったら、参考になるじゃないですか。

 

かつて私の地元の市長も、革新的な市政を執り行って話題になり、全国放送のTV番組に呼ばれたりなどもしていました。

その市長さんのお陰で、それ以前より某市も大分よくなったと感じます。

真摯に熱意を注いでくれる人の想いは、きっと通じるのだと信じ、願いつつ。

明石市の行く末を見守りたいと思います。