今の時期になると、流石にスギ花粉の影響が強くなってきますね。
先日こちらでご紹介した鼻ぬ~るで鼻の辛さは緩和したものの、目の方がかゆい…!
こちらは流石に、鼻に塗るだけではどうにもなりませんでした…
鼻ぬ~る自体はいい品物ですし、慢性的に鼻が悪い私にとっては有り難いものなのですが。
(因みに空になった点鼻薬のボトルに入れてスプレーしてみたら、奥まで行き渡るようになって更にいい感じになりました)
そんなこんなで次なるケア方法を求めていると、なにやら羅漢果なるものがいいらしいという話。
早速ネットで調べて取り寄せ、試し始めて数日なのですが、確かになかなかいいかも知れません。
花粉症やアレルギーに悩まされている方も多いですし、シェアいたします。
羅漢果(らかんか)って何?
羅漢果は中国は桂林省の一部にのみ生育されている果物で、生のものは輸出が禁止されている程貴重なものだそうです。
「神果」と呼ばれるくらい珍重されていて、高価な漢方薬でもありました。
名前の由来は、効能を発見したのが羅漢という名前の医者だったため。
(仏教の聖人である羅漢の名が付けられたという説もあるそうです)
整腸作用があり、生活習慣病の予防や抗がん作用、咳止めに効果があるとのこと。
…とまあ、なにやらすごい伝承や効能を持つ果物でした。
現地から生で出荷するのがNGというとなんだか紫芋を連想しますが、そういう訳で流通しているもののは主に乾燥させた果実になります。
この実には砂糖の300~400倍とも言われる甘みを感じる成分が含まれているのにもかかわらず、消化吸収されないのでなんとノーカロリー。
このモグロシドという成分が、羅漢果の効能の大部分を担っているのです。
モグロシドは人体には消化吸収されませんが、ビフィズス菌の栄養にはなるらしく腸内環境をよくしてくれます。
活性酸素を除去する作用も強力で、アレルギーやアトピー、生活習慣病にも効果がある訳ですね。体の酸化を防ぐことによって、抗がん作用も期待できます。
咳止め効果もあるので、のど飴に入っているのを見たことがある人もいるかも。
砂糖より甘くてカロリーがない部分がダイエットなどにも注目されて、ラカントというカロリーゼロの甘味料が作られました。
でもこちらはエリスリトールなどの人工甘味料が混ぜてあり、羅漢果の成分自体はほんの僅か。
なので、ラカントは摂取カロリーや糖分を減らすにはいいですが、モグロシドをしっかり摂りたい場合は別のものを選択する必要があります。
羅漢果の成分を摂るにはどんな商品を選んだらいいか
これね、私が「よしこれを買おう」と思えるものを見つけるまで、大分悩みました。
というのも、羅漢果が効くよ~という情報は得たものの「これを買えばいいよ」というのは教えて貰えなかったから。
なので、検索やらで調べながら出てきた候補から熟考して選んで、よかったものをご紹介します。
それがこちら、らかんかこうぼうさんのらかんか顆粒。
こちらはAmazonの、送料込みで2,274円。
どうしてこれにしたかというと、最初は純度の高い粉末やエキスの方がいいのかなと思っていたのですが、羅漢果はクセが強く、味にえぐみがあるらしいと知ってレビューをリサーチしまくった結果です。
するとやっぱり、羅漢果そのままのものは強い個性が出過ぎていて、口にしにくそうだな~…と感じました。
良薬は口に苦しと言いますが、やっぱり毎日摂るものなら許容できる味にしたいですからね。
らかんかこうぼうさんのこの顆粒は、羅漢果の中でも一番いい等級のL玉というのを使っていて、顆粒にする際に少しだけ(全体の2%)てんさい糖を使用してはいますがその分強烈な個性は和らいでいるように見受けられました。
なので、私は思い切ってこれにしてみようと思ったのです。
実際に羅漢果茶にして飲んでみると…
えいやっと購入ボタンをポチって然程待たないうちに、届きました「らかんか顆粒」
さすがAmazon早い。でもそんなに急がなくてもいいのよと思いつつ…
早速袋の裏に書いてあった分量で羅漢果茶を作ってみました。
羅漢果茶の作り方は簡単で、らかんか顆粒10gに対しお湯100㏄の割り合いで溶かすだけ。
100㏄じゃちょっと少ないよなぁと思い、15gに150㏄で作ってみることにしました。
褐色の顆粒をお湯に溶かすと、コーヒーのような色合い。
でも口にしてみると程よい甘さで、黒糖に似た風味を感じました。
クセがあって飲みにくいなんてことは全然なく、ほっとするお味。
自然な甘みが感じられて、安心しました。
そして飲み終わっても、溶け残りのようなものは出なかったです。
これだったら黒砂糖と同じような感じでお料理にも使えそう。
ただし色味が強いので、薄い色のもの(卵焼きとか)は間違いなく褐色に染まると思います…色を気にしないか、煮物など色が気にならないものに使うのは問題なさそうですが。
羅漢果茶自体がすごく手軽で美味しかったので、毎日飲むのに丁度いいし料理する時にまで使うかどうかはまだ分かりません。
少しでも安く手に入れたい
これは必需品になりそうだなと思い始めてから、コストの面を考えました。
500gを一日15g消費するので、33日分ほどになります。
3月は充分乗り切れますが、4月以降も心配…ということで、少しでも安く入手する方法を模索しました。
このらかんか顆粒、Amazonや楽天でまとめ売りもされています。
Amazonで2個セットのお値段を見ると…
送料込み4,200円なので、1袋あたり2,100円。
定価が3,100円なので、実に千円引き。
悪くないですね。
一気に買うとなるとちょっと躊躇する部分がありますが、このラインならまぁ許容範囲かな…
ただ、1袋あたりの単価だと更に安いセットが。
こちらは6袋のセットで、11,930円。
1,988円か…かなり割安な感がありますが、6袋…年中症状が出る方とか、家族で使うのだったらいいかも知れません。
更に更にもう少しだけ1袋あたりのお値段が安くなるのが…
この12袋セットの23,400円…1袋1,950円です。
(このらかんか顆粒は袋が違う…前バージョンのパッケージとかなのかな?)
一年毎日飲むとか、複数人で使うのだったらかなりお得ではありますが、流石に12個は持て余しそうな感じがしますね…
賞味期限は確か2年近くあったと思うので、懐と置く場所に余裕があるなら、ストックしておいてもいいかなという気にはなるのですが。
※Amazonは時々値段が変動しますが、記事内の金額は2019年3月6日時点のものです。
ちょっと悩ましいな…多分私が次に買うなら、2袋セットですね。
味や使用感がどんな感じか気になる…という慎重な方は、10gごとに個包装の携帯タイプがあるので、そちらで試してみてもいいかも知れません。
こちらは2,000円以下ですが、Amazonでは現時点では送料無料になっています。
今ちょうどスーパーセール中なので楽天の方も紹介しようかと思ったんですが、お値段的にも配送料的にもAmazonのひとり勝ちでした…うーん。
ただ、Amazonもどんな商品にもポイントが付くように仕様を変えてきているので、それが金額に跳ね返ってこないかは心配です。
ポイントが貯まるより、元の値段が安い方がいいですしね…
いきなり500gのを買ったのは結構冒険でしたが、今回は結果的によかったのでほっとしています。
こういうのを口にして症状が緩和されても、引き続き花粉を体内に入れないようマスクをしたりとかはやっぱり必要になります。
本当はもう、一刻も早く杉の木を減らして欲しいんですが…
花粉症って、アレルギー全般的に言えることですが重い方は重い程つらいですよね。
症状に悩まされている方が少しでも健やかに、穏やかな気持ちで過ごせますように願っています。