togetterはたまに見る方なんですが、DL違法化推進とか大変だなーと思いながら眺めていたら、こんなまとめを見つけたんですね。
タイトルは『「もうだめだ」と思ったら日高屋に行ってダブル餃子定食を頼みなよ」。笑っちゃうから。』
以下は短縮されてタイトルにもなっている、始まりのツイートです。
「もうだめだ」と思ったら日高屋に行きなよ。ダブル餃子定食を頼んで、12個の餃子を独り占めして黙々と食べなよ。12個だぜ。12個の餃子、食べ始めは「なくならないんじゃないか」と思うから。レジで「650円です」って言われたとき笑っちゃうから。僕はもうだめなので今日行きます。
— すなば (@comebackmypoem) February 27, 2019
日高屋といえば、上京した時に何度か見掛けたお店。
最初は「日」の字の真ん中の線が短いお陰で「回高屋…?」と誤読してしまったくらいなのですが…
どうやら中華の定食屋さんの模様です。
きました。ダブル餃子定食に分かられている。 pic.twitter.com/dZtaGpd5WF
— すなば (@comebackmypoem) February 27, 2019
ああ、いいですね。
中身がギュッと詰まって、絶妙な焼き色が片面についた餃子…
最近餃子食べてないなぁ。
こういうのを見ると食べたいなぁって思ってしまいます。
特に私、もうずっとダメな状態ですしね…
日高屋か、近辺では見たことないし、多分この辺りでも栄えているところに行かないとないだろうなぁと思いながら、今日もGoogle先生のお世話になって検索。
だが群馬には日高屋がなかった
流石Google先生、日高屋公式サイトの店舗検索ページをパッと出してくれました。
よし、では早速近場の日高屋を検索…
……?
なん…だと…
そういえば今はウチの近くに日高屋全然ないんだよなぁ…と思ってたら、あれ関東地方にしかないんですね。道理で…>RT
— 理間 高広(『プリセイジ・ペリータ』DL販売中!) (@Rima_tk) February 28, 2019
ってツイートしていた方もいましたが、群馬にもないんですがそれは…???
え?栃木にもあるのに?
ハブられるのには慣れている…
正直、またこのパターンかとは思いましたけど…
なんか関東展開と言いつつ、群馬まで手が伸びていないサービスとかチェーン的なところって、たまにあるんですよね。
関東圏配送料無料!的なこと書いてあるのに、※ただし群馬は除くだったりとか。
最近は結構そういうのを見る頻度も減ってきたかなと思っていたんですが、やっぱり群馬ってそういう扱いなところあるよね。
と思いました。
私が日高屋デビューするのはまだ先のようです。
さりとて東京やら隣県に行く際に、あえて日高屋にいくかというと疑問ではあるのですが…
(※記事を書き終えてから数時間して、そういえば一回だけ行ったことあるわ!と思い出しました。
今はもうあまり思い出したくない相手と同席していたので、記憶の隅っこに追い遣られていたようです。なんてこった)
祖母と餃子の思い出
最近餃子食べてないなというのもあるんですが、祖母が作った餃子も最後に食べたのはいつだったかな…と思い出してしまいます。
祖母の餃子は、合い挽き肉にキャベツとニラ、卵。タマネギが入っていたかどうかはちょっと思い出せませんが、餡にコチュジャンが入っていました。
もしかしたら生姜とかも入っていたかな…
野菜は手でみじん切りにして、他の材料とよく混ぜ合わせます。
私は餡を作る時から一緒にいる時もあったんですが、大概皮で包む段になって呼ばれたり帰ってきたりが多かったですね。
沢山作るからそれなりに時間は掛かりますが、この作業は好きでした。
上手くひだを作って餃子らしい形にできると、小さな達成感があります。
あと、いかに皮を破らずにぎゅうぎゅうに中身を詰められるかに、懸けているところがありました(笑)
だってギュッと詰めた方が最終的に美味しいんですよ。
祖母の詰め方だとふわっとしていて、私はどちらかというと自分で包んだギュッと詰まっている方が好きでした。
そういえば焼き方も…
思えば、祖母はあまり料理が得意な方ではなかったのかも知れません。
煮物や鮎の揚げたものとかは美味しかったんですけどね。
私が餃子の焼き方を覚えて上手く焼けるようになると、祖父は祖母に「どうしてこういう風に出来ないんだ」と文句を言っていました。
うるせー餃子を焼くにはコツが要るんだよ。
と碌に料理をしたこともないのに煩い祖父に思いつつ、もうちょっとやんわり窘めた記憶があります。
確かに祖母の餃子は焼き目が殆どない蒸し餃子状態だったり、逆に焦げ目が付きすぎてコゲコゲだったりしたけど…
あと、あの頃は変わった食べ方をしていましたね。
餃子には大体酢醤油とかラー油だと思うんですが、私はエバラの黄金の味の甘口
↑コレ!を付けて食べるのが好きでした。
そして、ご飯にはたらこか明太子を乗せて食べる!
他のおかずの時にはそんなに明太子を求める方じゃなかったんですが、餃子の時は明太子をお供にしていました。
こういう食べ方をする人を他に聞いたことがないので、やっぱり特殊だったのかなぁと思います。
でも美味しかったので、気になった方は試してみてください。
そりゃ餃子は基本がシンプルだから、どんなタレでも合うんじゃないかなぁとも思いますし。
東日本大震災の年、祖母は体を壊したのを切欠に入院し、認知症の診断を受けました。
それから亡くなるまで餃子を作っていなかったので、もう8年祖母の作った餃子を食べていないんだなぁと思うと随分長い時間が経ったのだなぁと…
餡をイチから作るとなると、結構手が掛かるんですよね、餃子。
フードプロセッサーなんかがあれば、みじん切りはそこまで時間も掛からないでしょうけど。
手間を考えると、今は自分ひとりのためになんてとても作れないなぁ。
祖母の餡と同じ味が作れるかも分からないし。
でもやっぱり、また食べたいなぁと思ってしまいます。
そういう、今はもう食べられないけれど懐かしい味って、皆さんにもあるんじゃないでしょうか?
美味しかったとか楽しかったなんていう思い出を、たまには記憶の引き出しから取り出して、遠い日を愛おしむのもいいのかも知れませんね。
おまけ:美味しい餃子の焼き方
- 強めの火に掛けたフライパンに餃子を並べて10秒くらい加熱
- 餃子が3~4割くらい被るくらいの水を入れて、中火で4分くらい蒸し焼きにする
- 蓋を開けて水を飛ばしつつごま油を数滴垂らし、餃子の焼いている面に満遍なく回るようにフライパンを動かす
- 時々焼き目を見ながら、いい感じに焼き色がついたら出来上がり!