えー…まあ、あのですね。
昨日のSEO関係の記事とか、他の記事を書く時にもちょくちょくGoogle先生にお願いして色々検索するんですけど、はてなブログを始めて少し(まだ2カ月目なのでニュアンス的な割合で感じてくださいよろしく)経った頃から「互助会」という単語を見掛けることがたまにあったんですよね。
最初はなんぞ?って思ったけど、これブログの記事に付いているはてなブックマークを相互にブクマし合うという集まりだったんですね。
この辺のそういう概要とかはGoogle先生がゴリゴリ教えてくれるので「はてなブログ 互助会」とかで検索すると、当事者のお話とかも読めて面白いかと。
(奇しくも数日前辺りから、私が読者登録やTwitterでフォローさせて頂いている方の周りでもはてブで規制が!みたいにざわっとしていたので、その辺のことも交えたエントリーにしますね)
私は始め、はてなブログ内で単純に読者登録し合ったり、アクセスし合ったりして仲良ししてる集団なのかなと見立てて「それくらい好きにさせてやったらどうや?」とか思っていたんですが、ちゃんと調べたら正しい情報の拡散を阻害するような、問題アリアリの行為だったんですね。
なので今はもう、はてなブックマークでは何人もの決まったユーザー(つまりいつメン)が同じブログの記事をブクマしまくったりしていると、その記事をはてなブックマークでピックアップされないように規制が入るようになってしまいました。
あーあ。
まあしょうがないよねこれは。
そもそもはてなブックマークって何?
はてなブックマーク(略称:はてブ)は株式会社はてなが運営している、インターネット上のページをブックマークできるサービスです。
ニュースサイトやブログの記事などに設置できて、利用者はブックマークしておけば「もう一度そのウェブページを見たい」という時にすぐにアクセスできる便利なツールという訳ですね。
他にも、沢山ブックマークが集まっている記事を教えてくれ、話題になっている記事や面白い記事などを見つけ易いという面もあります。
はてなブログを使っている方に特に注意して欲しいことですが、はてなブックマークとはてなブログは同じ会社が運営していますが、サービスとしては全く別のものだということです。
後述する互助会に関する悶着も、利用者がそのことを理解していないが故に起こしてしまった迷惑行為と言えるでしょう。
はてなブックマークで沢山ブクマされると何が起こる?
はてなブックマークでブックマークを沢山集めた記事は「ホットエントリ(略してホッテントリ)」という、人気記事の枠にピックアップされます。
当然、はてブユーザーの注目が集まる場所なので、沢山の人のアクセスが見込める訳ですね。
アクセスを増やす為に作られた互助会
そこで、一部のはてなブログユーザーの中で誕生したのがこの「互助会」というグループです。
何を互助するかというと、グループ内のユーザーのブログをお互いにはてブし合っていたという訳です。
はてなブックマークのホッテントリに掲載させる目的で。
そうしてホッテントリ入りした記事は、沢山のアクセスを集めました。
でも、他のユーザーから見たら迷惑ですよね
しかし、この互助行為でホッテントリ入りした記事は、必ずしも面白い記事とは限らず、中身のないものも沢山ありました。
そこで怒ったり嫌な気分になったのは、はてなブックマークを本来の使い方で利用していたユーザーたちでした。
まあ、当然ですよね。
注目されている記事、面白い記事、ためになる記事…そういったものを求めて人気記事にアクセスしたのに中身がなかったなんて、時間泥棒もいいところです。
互助会には沢山の苦言が呈されたようですが、最終的にグループ側は互助活動を続けました。
論争はしばらく続いたようです。
はてな側からの規制
結局はてなの運営さんは、はてなブログにどれだけはてブが付いてもホッテントリに入らないように規制を掛けました。
そのため互助会は存在意義を失い、今はその名残を残すだけとなりました。
現在は少し基準が変わったのか、毎回いつメンが大量にはてブしているとアウト、という仕様になっています。
はてなブックマークを正しく使うには
はてブはブックマークをするためのツールです
沢山はてブされている記事のコメント欄を見ると分かり易いんですが、はてブ利用者は
- その記事の内容に対しての意見や考えを書く
- その記事のポイントだとその人が思った一文を書く
- タグだけ付ける
- 何も書かずにブックマークする
と、様々な使い方をしているのが分かります。
これだけ見ても、ブログのコメント欄や掲示板のような交流目的のコメントを付けるには不向きなことがお分かり頂けると思いますが…
交流ツールとして使うのは、やめておいた方が無難です。
ただ、ブログ記事からコメントを見えるようにして、返事をしないコメント欄のように使うのはアリな模様。
ただし、この場合もいつメンのコメントが多いとはてなブックマーク側からピックアップされることがなくなるので、そこだけご注意ですね。
正しく使おう
はてブを使う前に、はてなの利用規約とはてなブックマークで利用停止の措置をされる使い方について、きちんと理解しておきましょう。
また、基本的に他のユーザーに迷惑を掛けるような利用方法はどこに行ってもアウトです。
当たり前なんですが、自分(や自分が属する集団)目線でしか見ていないと、こうした互助会のような騒動が起こる可能性も高くなります。
本当こういう争いって不毛なので…
「これは大丈夫なの?」と迷った時は
ネット上には沢山の先人たちがいて、ブログなどで記録を残している人も少なくないです。
もし困ったけど相談する人がいない、周りに知っている人が誰もいないという場合は、検索エンジンで調べてみるのが一番です。
ただしリンクされている情報が間違っていたり、古いものである可能性はゼロではありません。
いくつかの記事を見て判断するという利用のし方もあるということを、頭に置いておくといいでしょう。